グレゴリー クイックパデッドケース 登山時のスマホ収納としてオススメ

山道具

今回はグレゴリーのクイックパデットケースを紹介する。最もオススメする点はポケットに入れるとかさばるものを収納でき、肩からサッと取り出すことができる点である

特に登山中にスマホをポケットに入れていると邪魔になると感じることはないだろうか。そのような場合にパデッドケースを使用すると肩に収納することができ、ポケットが空になり歩くときに脚と干渉せず快適に歩くことができる。

バックパックは背負うことで重荷を持ち運べるが、荷物の取り出しやすさは良いとはいえない。バックパックに足りない部分を補うよいアイテムである。

サイズは2サイズあり、iPhoneユーザーなら通常のiPhone13サイズであればSを選択し、Pro MaxのサイズであればMを選択すればよいだろう。

オススメする点

スマホのことを重点的に取り上げているが、もちろんスマホだけでなく頻繁に取り出す小物の収納として優秀である。

歩く際に邪魔にならないスマホの収納

年々巨大化してポケットの中で存在感を強めるスマホが、歩いている際に邪魔に感じることはないだろうか。パデッドケースをバックパックにつければ、脚と干渉することがなく快適に歩くことができる。

小さいバックパックでは存在感がある。
テント泊用のザックでも使用可能。

特に夏はポケットにスマホを入れておくとベタベタに濡れる場合がある。脚が蒸れ、ベタベタの画面は拭かないと使うことができない。パデッドケースに収納することで濡れを避けることができる。

スマホをすぐに取り出せる

スマホをすぐに取り出せる。ポケットに入れている感覚でカンタンに取り出すことができる。バックパックの中に入れているとすぐにスマホを取り出せず、地図をみたり、写真を取る際に手間がかかる。

またスマートフォンだけでなく、頻繁に使用する小物も入れておくことができる。筆者は小さめの財布を一緒に入れている。

荷物落下の防止

しっかりチャックを閉めることができる。

ポケットから滑り落ちてしまいそうな場面でも、パデットケースに入れてチャックを閉めれば、落下させる心配はない。鎖場など大きく脚を動かし、ポケットからスマホなどが落ちることがなくなる。

また少しクッション性があるので、スマホを入れておいても保護されている感じがあるので安心である。

オススメできない点

肩紐に固定しないと下がってくる

きっちり固定をしていないとずり落ちてくるので、不快感がある。固定がうまくいけば使い勝手がよい。何度も定位置に戻しながら歩くことになる。

下に落ちてこないように固定できるものがあれば問題ない。

固定する部分がなくともヒモでくくりつけたり、カラビナで引っ掛けたり、安全ピンで応急的にとめたりと対応策はいくらでもある。ゆえにグレゴリーのバックパックでなくても使用可能である。

肌と擦れることが気になる場合もある。

バックパックの肩紐に対してサイズが大きめなので、肩紐からはみ出して胸あたりに歩くたびに当たる場合がある。固定する位置が悪ければ、身体と擦れて不快な場合がある。

解決策としては快適な位置を探す必要がある。こればっかりは個人差があるので、全く向いていなかったという場合があるかもしれない。

付け替えが面倒

ポケットが付いている衣服は基本であるが、パデッドケースはバックパックごとに付け替える必要がある。登山者であればサイズの違うバックパックは持っていることだろう。

対応策としては複数個パデッドケースを購入することであるが、小さいわりにそれほど安くはないので、複数個買うと少々財布が痛む。筆者はそれにハマり3個パデッドケースを持っている。

サイズと注意点

今回はスマホの収納を主眼においているので、選ぶサイズの注意点を説明する。

ケースのサイズはSとMの2種類

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Sサイズにすると通常サイズのスマートフォンは問題ないが、大型のスマートフォンでは入らない可能性がある。筆者の所有するpixel4a(縦144mm、横 69.4mm)がSサイズにはちょうどよい。iPhone13(縦146.7mm、横71.5mm)がほぼ同サイズでSサイズがよいだろう。

※筆者の所有するのはクイックではなく、少し古いパデッドケースMである。サイズ感はクイックパデッドケースSと同等なので、今回はSサイズとして紹介する。

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Mサイズであれば、大きめのスマホでも入るだろう。pixel6 pro(縦163.9mm、横75.9mm)は少し余裕を持って入る。iPhoneで一番大きいものは、iPhone13 Pro Maxで縦160.8mm、横78.1mmなので、Mサイズのクイックパデッドケースであれば十分に収納できるだろう。

サイズ感は上の通り。

iPhoneユーザーなら通常のiPhone13サイズであればSを選択し、Pro MaxのサイズであればMを選択すればよいだろう。

購入するパデッドケースの大きさに注意

下の写真は縦163.9mmのpixelを縦160mmのパデットケースに入れた様子である。チャックを閉めない運用であれば使うことはできるが、チャックを閉めることはできない。後々スマホを機種変更する場合に備えてMサイズを購入してもよいかもしれない。

ただしパデッドケースの世代によってサイズが変わるので購入する際はS・Mのサイズを見るだけでなく、縦、横の長さが何cmあるか確認する必要がある。上の写真は左がクイックパデッドケースMで、右がパデッドケースMで一回り小さい。パデッドケースMはクイックパデッドケースSに相当するサイズ感である。

Mサイズは縦160mmサイズのスマホがぴったり
Sサイズは縦140mmサイズのスマホがぴったり。

ちなみにパデッドケースのサイズ感は以下の通り。特に縦の長さに注意してほしい。筆者の見立てでは以下から縦の長さをマイナス2したサイズのスマホが丁度よいと思う。各自よく確認して購入してほしい。

クイックパデッドケース
Sサイズ:縦16.5cm、横9cm(普通のiPhone13サイズ)
Mサイズ:縦18cm、横10cm(iPhone13 Pro Maxサイズ)

分厚いスマホケースを使用している場合はその大きさも考慮する必要がある。

まとめ

近年のスマホはズボンのポケットに入れておくには大きすぎて、股関節に干渉して歩くときに邪魔になる。邪魔だからといってバックパックの中に入れておくと、写真を撮ったり、地図を見たりするときに面倒である。

その悩みを解決するのが今回紹介したパデッドケースである。筆者自身はパデッドケースなしでは山にあまり行きたくなくなっている。一時的にポケットにスマホを入れるのはよいが、一日中入れておくには邪魔であると感じる人に非常にオススメできる逸品である。

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