鈴鹿10座 銚子ヶ口へ杠葉尾登山口から登る

鈴鹿十座
水舟の峰の手前から銚子ヶ口を振り返る

東近江市指定の鈴鹿10座の一角の銚子ヶ口(標高1076.8m)に登ってきた(2020年11月)。山行自体は銚子ヶ口を通り過ぎて、イブネ(標高1160m)まで向かったが、今回は銚子ヶ口までの行程を紹介する。

☆今回の記事を読んでほしい方は以下の通り。

鈴鹿10座に登りたいけど
・「どうやって登ったらよいかわからない」
・「どんな山かわからないから心配」

という方に向けて実際に登ってきた記録を紹介する。

ちなみに銚子ヶ口という名前はどういう意味なのか。銚子ヶ口からイブネに方面に南下すると、イブネの少し北側に銚子というピークがある。そこに向かう入口だから銚子ヶ口なのか?(そこそこ距離が離れているが)

登山コース

コースタイム

基本的にルートは1つだけある。コースタイムはYAMAPによると登り2時間35分、下り1時間50分の合計4時間25分のコースである。標準のペースで歩いて、休憩等を含めると5時間以上かかるコースになる。急な坂道ではないが、短くはないので相応の準備は必要だ。

電子地形図25000(国土地理院)を加工して作成。

12時頃にお昼ごはんを山頂で食べることを想定するとAM9時頃までには登山口から出発したい。山頂で食べることこにこだわらなければ、この限りではない。各人の好みPM3時~4時くらいになるまでには登山口に戻れるようにしたい。

駐車場

駐車場は非常に狭い。4~5台程度しか停めることができない。この登山口の停めるのは早いものがちである。他に停められそうな隙間があるが、駐車する際は邪魔にならないようにしたい。

2022年6月4日の状況。すぐに満車になる。

駐車場は小さな空き地のようなところなので、ナビなどを見ていないと駐車場だとわからずに通り過ぎてしまう可能性があるので注意が必要である。水車が目印なので、それを覚えておけば通りすぎることはないだろう。

また「道の駅の奥永源寺渓流の里」の道を挟んで向かい側の登山者用駐車場があるが、杠葉尾登山口まで30分程度歩くことになるので、あまりオススメはできない。

道の駅の登山者駐車場は少し広い。

それほど多くの人が登るルートではないが、停められない可能性は頭に入れておいた方が良い。それを想定して、他の山に登る計画も持っておいた方が良いかもしれない。

登山道

登山道の全体像

登山道は中間地点までは尾根線から少し東にずれたところを進んでいく。中間以降は沢沿いを登る道になる。最初が沢沿いの道で、途中から尾根線に切り替わる登山道はよくあるが、尾根線から沢に切り替わって、そのまま山頂まで続く登山道は珍しいかもしれない。

基本的には谷、沢は山の中でも低いところにあり、尾根線は高い場所になるので、歩く順序は「沢→尾根」となるケースが多い。

もちろん沢の上流部は十分に標高が高いので、ふもとの尾根よりも標高が高いということはいくらでもある。そうはいっても「尾根か→沢」のパターンの登山道はなかなか無いのではないか。そのような視点で見ても面白い。

中間地点まで(尾根線)

まず中間地点までの登山道については、尾根の上を目指して一気に登るわけではなく、尾根横の斜面をゆっくり標高を上げていくように登山道が作られている。ゆるやかな登りで非常に登りやすいようになっている。

杉と少々広葉樹林の混ざった登山道を軽く息を上げながら登っていく。丁度よい心拍数で、身体に良い運動をしているような感覚を得る。尾根を越えた後は沢を詰める。

中間地点以降(谷筋)

中間地点以降は沢沿いの登山道を進む。沢沿いの道は川のせせらぎの音を聞きながら登ることができ、非常に気分がよい。今回は11月に登っているが、11月とはいえ登りはかなり暑い。暑いときに川の音を聞けば涼し気な気分になる。登り自体はそれほど急ではない

夏に登山をしていれば、よくわかることであるが、沢沿いの登山道は涼しい。夏に低山を登ることがあれば、なんとなく暑そうな尾根線登りをするのではなく、涼しい谷筋のルートを選びがちである。

沢の隣を登っていくだけなので、渡渉箇所に身構える必要はない。登山の楽しみの一つに川を渡る渡渉があるが、今回は無い。しかし、登山とは関係なく川を渡っても問題はない。そのあたりは自由である。

沢を詰め上がり、鞍部のたわみに向かって木が生えている情景が好き。

沢を詰め上がれば稜線上の空が見えてくる。これは登山中テンションが上がる情景の一つである。鬱蒼とした森だったものが、木々の間から空が見えてくる。空に近づいている感じがして気分がかなり高まる。登山者であれば共感してもらえるかなと思うが、いかがだろうか?

今回の見所

山頂

当然、山頂は外せない。しかし、山頂直前の稜線に出てからの眺望はかなりよい。山頂からの眺望よりもよく見えるまであるので、こちらで眺望を楽しむのも良いかもしれない。また山頂までは眺望を楽しみながらの登山になる。全身で景色を楽しもう

鈴鹿山脈の主稜線の山を見ることができる。御在所岳や釈迦ヶ岳がよく見える。鈴鹿の山の連なりを間近に見ることができる良いスポットであると思う。

御在所岳にを眺める。

山頂は東峰と西峰があり、東峰の標高が高く、こちらに銚子ヶ岳山頂の標識がある。山頂には少々スペースがあるので、こちらでお昼ごはん等を楽しむのが良いかもしれない。

水舟の池

銚子ヶ口から40分ほど南に歩くと水舟の池がある。稜線上からそこそこ距離があり(コースタイムで10分ほど)、登山道もはっきりしないので、この道であっているのかと思いながら歩くことになった(というより道は見失った)。

写真の手前のとおり焚き火の後があった。誰だ?こんなとこで焚き火をしたのは。

池に到達したときは本当に山中に池があったと思った。山頂についたときより嬉しかったかもしれない。水深は全体的にかなり浅い。向こう岸がもしかしたら深いのかもしれないが、不明である。

池の中で何かが泳いでいると思ったら、アカハライモリであった。かなりの個体数がいて、ここでうまく繁殖できているようである。他に池の中には目立った生物はいないようで、さながらイモリの楽園のようになっていた。

総括

今回は銚子ヶ口に登った。尾根→沢→尾根という変化に富んだ登山道で満足度は高い。鈴鹿10座に登りたいからというしばりにとらわれずとも登っておきたい鈴鹿の山の一つではないかと思う。

もちろん鈴鹿10座の一つとして登りたい人には5時間の行程(個人差あり)の時間さえ取れれば、それほどの難所はないので普通に登りきれる山である。ぜひ登りに行ってみよう!!

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