失敗編 上石津町から藪谷経由で霊仙山へ(谷山で撤退)

鈴鹿その他

2018年12月に藪谷から霊仙山を目指した記録。結局は時間切れで撤退することになった失敗談を紹介する。

僕が失敗するのは基本的に甘い下調べと、遅い登り始めで失敗する。学ばないこの人間を反面教師にしてほしい。

このコースは最初林道、途中から登山道になる沢沿いのルートである。踏み跡が極めて不明瞭で注意が必要なルートである。登山地図にもコースタイムの表記がないルートで登山に十二分に慣れてから踏み入れるべき道である。

登山者の多さほとんどいない
駐車場あり
お手洗の有無なし
コンビニなし (食料などは事前購入が必要)
温泉阿下喜温泉(駐車場から約22km)
風呂の営業状況については各自で確認してほしい。
三重県の天然温泉、日帰り温泉の阿下喜温泉 あじさいの里
三重県いなべ市にある阿下喜温泉あじさいの里は、みなさんの健康増進施設で、「健康増進」と「リラクゼーション」をご提供します。

誰にオススメする山か

最初は未舗装の林道で幅が広く歩きやすいものの、途中からは登山道に変わるとほとんど踏み跡がなくなるので難易度が高めのコースである。鈴鹿の有名どころは歩き尽くした玄人にオススメするコースである。

林道歩きのみで帰宅するというのも(そのような奇特な方はあまりおられないと思うが)、それはそれで楽しめる登山道であると思う。

・鈴鹿のメインルートを歩き尽くした方
・踏み跡の濃い道が嫌いな方
・人の少ないルートが好きな方

林道には何らかの作業をしている方や釣りをしている方がわずかにおられるが、登山道になるとほとんど人とは出会わない沢を詰めあが清涼で静かなコースである。

また夏場はヤマビルが大量発生するので、ヒルに対して恐怖心のない人でないと登るのは難しい。

駐車場

岐阜県道・滋賀県道139号上石津多賀線沿いに3、4台程度駐車可能なスペースがある。登山口からはやや東側に位置する。

以下の地図は登山口に一番近いポイントである蔵林寺。ここからもう少し西に進み、橋を渡った先に駐車スペースがある。

滋賀県側の県道139号はかなりの険道(狭く荒れている)のようなので、なるべく岐阜県側からアクセスするようにしたい。

県道から少し登ると登山口がある。

登山口には霊仙山と標識がたっているものの、どれくらいの人がここから霊仙山に登っているのかというレベルである。ここから行く霊仙山は最初は歩きやすいものの途中から難易度が跳ね上がるので、孔明の罠といってもよい。

登山コース・コースタイム

YAMAPのログはこちら。

上石津から藪谷経由で霊仙山へ(谷山で撤退) / ずんやまさんの谷山(滋賀県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

大垣市上石津町時山の登山口から藪谷の林道を進む。登山時に使用している登山アプリのYAMAPでは赤線のコースがなく、コースタイムはわからない。

地理院地図には破線が走っているので、一応登山道はあるので今回、歩いてみることにした。

疲労度・危険度

毎回、独断と偏見で疲労度と危険度を評価している。

疲労度★~★★★★★(★1個が最も楽)、危険度★~★★★★★(★1個が最も安全)。上記の疲労度、危険度からすると今回のコースは以下のとおりである。

疲労度★★★
危険度★★★

疲労度ついては霊仙山まで進むのであれば、僕の体感で8時間以上のコースタイムになることが見込まれるので、それなりの体力が必要である。

危険度については途中の林道までは難なく歩けるが、登山道が始まった途端に踏み跡が薄くなり危険度が跳ね上がる。道なき斜面を進むこともあった。

自分でルートを見つけて登る能力がないと危険なところを進むことになる。安全な道を見つけて、進むことができる能力が必須である。

コースタイム

登り:4時間30分
下り4時間
※大半がコースタイムが存在しないルートなので、登った感想からおおよそのコースタイムを予測している。

コースタイムの合計としては9時間手前くらいの感覚である。僕の所感では登山口→谷山まではコースタイム3時間30分程度、下りは3時間程度と予想する。

谷山→霊仙山まではコースタイム登り1時間、下り50分程度である。

ちなみに僕が出発したのは11時45分であった。完全に遅すぎる。やる気あるのか?途中で撤退したが、予想したコースタイムどおりに歩くと20時を過ぎていた。

標高差

登山口(標高270m)→霊仙山(標高1083.5m)

霊仙山まで登れば標高差は800mほどの登山になる。今回は垂直方向への移動より水平距離の移動がかなり長くなる。標高差だけではどれくらいの時間が必要か予測は難しい。

谷山(標高992.7m)までのぼるのであれば、標高差700mほどの登りになる。谷山から霊仙山までは鞍部を通る必要があり、標高差以上の登り下りがある。

登山コース

駐車スペースから登山口開始となるが、途中までは自動車が走れなくもない幅の未舗装の林道が続く。ただし、車は進入禁止である。この林道がなかなか長い。

2021年9月5日撮影

上は別日にソノドに登ろうとした際に撮影したものであるが、沢沿いの林道を進むコースである。涼しく歩きやすいコースである。ただし、何度でも言うが夏場はヤマビルに要注意である。大量発生している。

藪谷を半分くらいまで進んだところで林道から通常の人一人が歩けるような登山道に変わる。踏み跡がほとんどなく、人が歩いた後がなんとなく探せるというくらいの道である。

砂防ダムを超えると本格的な登山開始である。これまでは沢沿いの広い林道を歩けばよかったが、ここからはほとんど沢を歩くことになる。

ところどころ一切踏み跡がわからなくなる。道があっても大半は獣道の様相である。自分で道を切り開く覚悟必要がある。

ナメ滝も右の岩から突破していく。自分で道を探して、進んでいくスタイルの登山が好きな方にはたまらない。

ひたすら沢沿いの岩の上を進んでいく。僕個人としても沢ルートが非常に好きなので、楽しい山行である。

途中にある滝。藪谷大滝と呼ばれるものかと思われる。流石に滝は登れないので、横に斜面を回り込んでいく。

登りの途中ですでに林床を夕日が照らし始めている。

ただの斜面を進んでいく、一応、赤いテープがしてあるので、道なのかもしれない。バランスを崩して滑落しないように十分に気をつけて進んでいく。テープが続いているところもあるが、途切れるところも多々あるので、赤いテープだけを頼りにしてはいけない

登っていくと沢の落合につく。ここまでくれば水量はほとんどない。右の沢を進んでいく。地形図では沢の斜面に登山道があるはずが、見つからなかった。元々ほとんど登山道などなかったので、期待していなかったので特に問題はない。

登山道が見つからなかったので、そのまま沢を詰め上がって尾根に到達しようと思ったが、むき出しの岩が行く手を阻む。登ろうとしたが、登れず断念した。仕方なく横の斜面を登っていく。

道なき斜面をひたすら登る。おおよそ標高差100mの急登である。ここが今回の正念場であった。そこを突破するとよく整備された林道が現れる。

よく整備された林道は尾根直下にひたすらと続いていた。こちらの林道から谷山を目指すルートはうまく見つからなかったので、道なき道を進み谷山に到着する。

谷山を山頂は眺望なし。霊仙山を眺めることはできない。もう少し西に進めば望むことができるが、この日はすでに日がかなり傾いて来ていたので、ここで撤退することにした。

別日に別ルートから谷山以降へ進んだ。踏み跡はそれほどないが、藪谷と比較すれば十分な踏み跡がある。尾根を下るだけなので、迷うことはない道である。

谷山から五僧峠、霊仙山へと伸びる尾根はそこそこ歩きやすそうであった。今度は五僧峠から尾根線を進み霊仙山に至るルートを歩くのも楽しいかもしれないと思っている。

ここから撤退することになり、整備されていない登山を登るのはよいが、下るのは少々の不安がある。険しい登山道をピストンする際は下りのことを考えると少々憂鬱になる。

山頂の時点で日が傾いていたので、林道の途中からは真っ暗になった。幅の広い林道を歩くので、暗くても問題なく歩けた。登山口に到着したのは17時過ぎであった。

総括

今回は出発が遅れたことが、撤退の原因になっている。出発が遅れると時間を短縮する必要があると焦りがうまれる。焦ると登山を十分に楽しむことができない。なので、基本的には登山は早出早帰を心がけたい。

遅くに出発するメリットはよく眠れること以外にない。

このルートは別日にソノドに登ろうとして失敗している。林道の途中から登山道があるかと思っていたらまったくなく、道を探して立ち止まっているとヤマビルが次々と登ってくる状況だったので撤退している。結局、3ヶ所ヤマビルに喰いつかれた。吸血される寸前で離れていただいたが、数日間かゆみが残った。

このルートは2度の撤退をしており個人的には呪われた登山道になっている。しかし、林道歩きを気軽に楽しめ、静かながらスリリングな登山を楽しめる。また歩きたいと思う登山道である。

ちなみに霊仙山へは落合から、柏原からのルートで再び歩き登頂成功している。

コメント

タイトルとURLをコピーしました