岩尾山 忍者修行の地を行く

低山その他
大沢池から展望台を見る

滋賀県甲賀市と三重県伊賀市の間にある山 近くに大沢池、岩尾池があり、池周辺は遊歩道で散策を楽しむことができる。東海自然歩道が通っている。中腹には息障寺(そくしょうじ)の本堂がある。平安時代の初期に最長が開山をしたと言われている。

忍者が修行したとも言われる(ホンマか?)。また日本遺産の構成文化財の一つである。ちなみに甲賀・伊賀の間なので、ここの忍者はどちらの所属だったのか?(どちらでもいいか)

どんな人にオススメする山か

登山というよりは山歩きという感じで、少々散歩の負荷を上げたいという方登るのが良いかもしれない。オススメは以下のような方。

・1〜2時間の簡単な登山(山歩き)楽しみたい方
・修験道の雰囲気を味わいたい方
・八十八ヶ所巡礼をしたい方

・忍者になりたい方

岩が多いので、それが忍者の修行に使われていたのかもしれないと想像すると楽しくなる。

駐車場

お寺の本堂の階段下に駐車スペースがある。3〜4台が駐車できる。日曜日の昼間に登ったが、この山に登る方はほとんどおられない雰囲気だったので、駐車場について心配する必要はなさそうである。

岩尾池、大沢池付近に向かう道は甲賀方面、伊賀方面ともに狭い道になっている。車同士のすれ違いには注意を要する。

また池周辺から息障寺の駐車場までは細く急で車でのすれ違いの難しい道が続く。先ほどの述べた通り、車通りはほとんどなさそうなので、それほど心配する必要はないかと思う。

この手前に駐車スペースがある。初っ端から奇岩に迎えられる。

写真の黒門から下に進むと岩尾山七不思議の一つの賽の河原がある。

君はすべてを見て回ることができるか?
1.賽の河原、2.曼荼羅岩、3.八丈岩、4.屏風岩、5.お馬岩、6.木魚岩、7.天狗岩

七不思議についてはこちらの看板に詳しい。記事中でいくつか紹介をするが、ご自身の目で全てを確かめてほしい。

登山コース

疲労度・危険度

疲労度★~★★★★★(★1個が最も楽)、危険度★~★★★★★(★1個が最も安全)。上記の疲労度、危険度からすると今回のコースは以下のとおりである。

疲労度★
危険度★

コースも短く特に危険な箇所はない。特に登山者も多くはないので、少々木々をかきわけながら進むところもあるが、少しなので問題はない。

登山道もわかりやすいので、落ち着いて判断をすれば迷うことはないだろう。大きな岩が多いが登山道自体に大きな影響はなく、危険は特にない。

コースタイム

YAMAPにはコースタイムの掲載がなかった。コースタイムは2時間あれば余裕を持って山頂まで往復できるのではないだろうか。

鐘の奥の階段を進んでいく。

登山コースへの合流は主に2つあるかと思う。一つは駐車場から階段を登って本堂に出て左側(南)から登山道に合流するルートと、本堂に正面に見て右方向に進んで階段を登るルートがある。

馬の背中みたいだからか?写真ではわからないが、かなり縦長である。

今回は後者の階段ルートを採用した。その階段を登って行くと、階段の一番上には不動尊がある。不動尊から左脇に進んでいくと、お馬岩と木魚岩があり、その先に進むことができる道がある。その先に展望台がある。

電子地形図25000(国土地理院)を加工して作成

岩尾池の標高275mから出ている林道からでも岩尾山に到達できるので、そのまま息障寺に周回するコースを歩くのもよいかもしれない。

大沢池、岩尾池の遊歩道歩きも楽しいので、ぜひ試してみてほしい。

登山道

登山道には2尊セットのお地蔵さんがいくつも安置されている。1尊や3尊以上で安置されているものはなく、頑なに2尊セットで安置されている。

高密度で配置されている。

これは四国お遍路と同様の八十八ヶ所巡りということらしく八十八尊のお地蔵さんがいるのだろう。それで八十八ヶ所全て回ったことになるので、楽々にご利益を頂けるルートになっている。

こういうものは信仰心の問題なので、特にこだわりがなければ、これで八十八ヶ所巡ったと思い込んでしまったもの勝ちみたいなところはあるように思う。

ここで手早く回ってしまいたい人はぜひどうぞ!

標高差

山頂の標高は470.8m、中腹の息障寺は約標高370mなので山頂まで100mのお手軽山歩きになる。先にも書いたが、登山道は本堂の左から入るコースと右側へ進んで階段を登ってから合流するルートがあり、階段はしっかり数えていないが、100段以上はあるように思うので、息は弾んでくる。

展望台

甲南町方面を眺める。手前が右が大沢池、左が岩尾池。

奥の院から少し進んだところにある展望台。少し手前にも開けたとこがあり、そこからの景色も良い。

下の大沢池と岩尾池を眺めることができる。また、甲南方面を眺めることができる。岩の上にあるので、あまり前にいくと転落する危険があるので注意が必要である。

山頂

山頂は特に眺望はなく、樹林に囲まれている。山頂の西には西峰もあるが、そちらも樹林に囲まれており、眺望はゼロ。特筆すべき山頂ではないが、ピークハンターとしては山頂は外せない。

特に山頂に興味がなければ山頂に行く必要はないのでは無いだろう。八十八ヶ所巡りで一通りお地蔵さんを見れば十分な気はする。

見どころ

天狗岩

岩尾山の七不思議の一つ。

左上の窪みは天狗の足跡らしい。

各所でも大きく尖ったような形の岩は天狗岩と呼ばれたりしている気がする。天狗とは一度くらいはあってみたいものである。

岩が多い!

岩が多い

尾根線にはむき出しの岩が数多く存在する。こちらの岩は「SASUKE」の1stステージの五段飛びの練習ができるのではないだろうか?

それはさておき、忍者が実際に修行したのはこのような場所だったのかもしれない。忍者はロマンの塊でしかない

雑木林

低山にありがちなのが杉の植林地が広がっていることであり、山の中腹までは杉の植林地の間を歩き、山頂周辺から二次林の広がる樹林帯を歩くことになる。

この地域の山は落葉広葉樹の二次林が広がっており、林床が明るく気持ちよく歩くことができる。その点で爽やかな山歩きを楽しむことができる。

今回は「登山」というよりも里山歩きといった方がよいような道であった。 二次林とは伐採などで自然林が消滅したあと、残った種などで人為的もしくは自然に再生した山のことを指す。

総括

忍者が修行したと言われる岩尾山。多くのお地蔵さん迎えられる宗教的な雰囲気と、大量の岩から受ける修験道の雰囲気を感じることができる。

そのような雰囲気とは別に雑木林の爽快な山歩きを楽しめるので、登山というよりは散歩にもってこいの山であると思う。

また忍者になりたい方はぜひ、登ると良いのではないだろうか。

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